健康情報〜くすり・サプリ〜
カラフルでボリュームも栄養も「夏野菜のコブサラダ」
2020.08.03
アメリカのロバート・H・コブさんが考案したというコブサラダは、カラフルで見た目にも食欲をそそります。鶏肉と卵でたんぱく質が摂れ、野菜もしっかり摂れるのでこれだけでもかなり栄養価の高いサラダです。トマト、キュウリなどの夏野菜はほてった体を冷やしてくれるので、暑い日にぴったりです。
  • ○エネルギー:約400kcal ○調理時間:15分
  • 材料(2人分)
  • 卵:2個
    鶏ムネ肉:150g
    トマト:1個
    キュウリ:1本
    レタス:葉2枚
    アボカド:1個
    レモン汁:大さじ1

    (ドレッシング)
    酢:大さじ1
    オリーブ油:大さじ2
    マスタード:小さじ1/3
    塩:少々
    コショウ:少々

(1)卵は固ゆでにし、縦に4等分してから横に2~3等分に切る。
(2)鍋に湯を沸かしてトマトを湯むきし、その湯で1.5cm角に切った鶏肉をゆでる。
(3)湯むきしたトマトを1.5cm角に切り、その他の材料も1.5cm角くらいに切る。
(4)アボカドは切ったらレモン汁を振りかけて変色しないようにする。
(5)切った材料を皿に並べ、ドレッシングの材料を混ぜてサラダにかける。食べるときは全体を混ぜて食べる。

コチュジャンのピリ辛がおいしい「ビビンそうめん」
2020.07.27
コチュジャンの甘辛いたれが食欲をそそるビビンそうめん。1品で肉、卵、野菜がとれる栄養価も高いそうめんです。
そうめんはすぐに茹で上がるので、先に具とたれを用意しておくのがおいしく作るポイントです。お好みで海苔をちぎってかけても。
  • ○エネルギー:約510kcal ○調理時間:10分
  • 材料(2人分)
  • そうめん:150g
    牛または豚薄切り肉:100g
    ゆで卵:1個
    きゅうり:1/2本
    ネギ:10cm
    キムチ:適宜
    炒りゴマ:適宜

    たれ
    コチュジャン:大さじ2
    酢:大さじ2
    しょうゆ:小さじ1
(1)鍋に湯を沸かし、沸騰したらさっと肉を茹でる。大きければ食べやすい大きさに切っておく。 (2)ゆで卵は2つに、きゅうりは細切りに、ネギは斜めに薄切りにする。キムチは2cm幅に切る。 (3)大きめのボウルにたれの材料を入れてよく混ぜる。 (4)鍋に湯を沸かしてそうめんを茹で、茹で上がったら流水でしっかり洗う。 (5)そうめんの水気を切って(3)のボウルに入れ、(2)のネギも加えてよく混ぜ、たれがまんべんなく絡むようにする。 (6)そうめんを器に盛り、肉、ゆで卵、きゅうり、キムチを飾り、上から炒りゴマを振る。
熱中症対策と水分補給で体調管理
2020.07.08
梅雨が明ける頃から急増する熱中症。本格的な夏がやってくる前に、暑さへの抵抗力をつけておくことが大切です。暑くなってきたら、運動などをする時間や量を減らし、服装は軽装で。そして、しっかり水分補給をして体を暑さに慣らしましょう。
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  • 3つのポイント
  • ●屋外よりも屋内での発生が多い
    ●2口ほどの水分をこまめに補給
    ●熱中症情報をチェックしよう

●屋外よりも屋内での発生が多い

熱中症は、温度や湿度が高い場所にいるとき、自分の体の調節がうまくできなくなってしまうことから起こります。熱中症というと、屋外で運動や作業などをしているときに起こるという印象がありますが、実は屋内での発生のほうが多くなっています。
特に高齢者の場合は、屋内で熱中症になることが圧倒的に多く、中には日中ではなく、夜、寝ている間に発症して救急車で搬送されるケースもあります。また、年齢別に見ても、高齢者が最も多く、半数以上を占めています。これらの理由として、暑くてもエアコンをつけずに窓を閉め切って過ごしたり、暑さやのどの渇きを感じにくくなっていたりすることなどが挙げられます。この時期、ことに高齢者は熱中症への注意が必要です。
脳卒中の後遺症がある人や糖尿病を抱えている人なども、暑さを感じにくくなっているため、熱中症になっても気づきにくい傾向が見られます。こうした人も熱中症に十分に気をつけましょう。

●2口ほどの水分をこまめに補給

熱中症対策でまず挙げられるのが水分補給です。私たちの体内からは、尿や汗、吐く息に含まれる水蒸気などで約2.5Lの水分が毎日体外へ排出されます。一方、食事からとったり、体内で作られたりする水分量の合計は1日約1.3L。排出される分との差である1.2Lほどは飲料水で補給する必要があります。大量の汗をかきやすい夏は、普段以上に意識して水分を補給しましょう。ただし、一度にたくさんの水分を摂取しても体内に吸収されません。2口程度(100mLほど)を、30分に1回を目安に飲むといいでしょう。
体を動かしたりして、汗をたくさんかいたときは、塩分や糖分が含まれている経口補水液で水分補給をしましょう。経口補水液は市販品もありますが、水1Lに食塩2〜3g(小さじ1/3〜1/2杯)、砂糖40g(大さじ4と1/2杯)を混ぜて作ることもできます。

●熱中症情報をチェックしよう

この時期、天気予報などで熱中症情報を入手できます。外出する際にチェックし、暑くなる時間帯を避けるなどの工夫をしましょう。また、通気性のよい衣服を選ぶ、外出時には日傘や帽子をかぶる、日陰を選んで歩くなども熱中症対策として有効です。
高温多湿にならないようにエアコンや扇風機などを上手に利用して、室内の環境にも注意を払いましょう。
なお、熱中症についてわからないことがある場合は、薬剤師に気軽におたずねください。