健康情報〜くすり・サプリ〜
目の疲れは早めの解消が肝心
2020.10.29
昨今、自宅にいる時間が増えた結果、大人も子どもも、パソコンやスマートフォンなどIT機器の画面を見る時間も増えたのでは。そうした人が注意したいのが目の疲れです。全身にも悪い影響を与えるので早めの対策が大切です。
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  • 3つのポイント
  • ●ドライアイや毛様体筋(もうようたいきん)の緊張が原因に
    ●目を休ませたり、温めたりするのが効果的
    ●目の疲れが続くときは眼科を受診

●ドライアイや毛様体筋(もうようたいきん)の緊張が原因に
目の疲れの原因はさまざまですが、中でも多いのが目の表面が乾くドライアイです。パソコンやスマートフォンなどの画面を見ていると、無意識のうちにまばたきの回数が減ります。目の表面を覆う涙が蒸発しやすくなり、その結果、目の疲れや痛み、ショボショボしたりゴロゴロするなどの症状が現れます。さらには、首や肩のこり、頭痛、背中の痛み、イライラなどを招くことがあります。
目の疲れは、ピントを調整する筋肉のコリからも起こります。私たちは、近くの物を見るとき、眼球にある毛様体筋という筋肉を緊張させ、水晶体を厚くしてピントを合わせます。近くの画面を長時間見続けると、毛様体筋は緊張し続けます。また、度数の合わない眼鏡を使ったり、暗い場所で読書や作業を行ったりすると、毛様体筋が無理にピントを合わせようとするため、同様に目の疲れを招きます。

●目を休ませたり、温めたりするのが効果的
目の疲れを放置すると、回復しにくい眼精疲労に進みます。目の疲れを溜めないようにすることが大切です。
パソコンを操作するときはこまめに休憩を取り、画面から目を離しましょう。遠くの景色を見ると、毛様体筋の緊張をほぐせます。
蒸しタオルなどで目を温めるのもおすすめです。目の周りの血行がよくなり、疲労物質が取り除かれます。また、まつげの根元にある油の分泌腺が温められることにより分泌が促され、涙が蒸発しにくくなります。目をぎゅっと閉じてからパッと大きく開く、眼球をぐるぐる回すなどのストレッチも、目の疲れ解消に役立ちます。
パソコンやスマートフォンの画面は目から40cm以上離し、やや見下ろす高さにするといった作業環境の整備や、度数の合った眼鏡やコンタクトレンズの使用なども目の疲れ対策に欠かせません。

●目の疲れが続くときは眼科を受診
市販の目薬をさしても目の疲れや痛みが取れないときや、目の疲れがひどいときは、眼科を受診しましょう。パソコン作業で目を酷使したのが原因だと思っていたら、目の病気や、持病で服用している薬が涙の量の低下をもたらし、目の疲れにつながっていたということもあります。
なお、目の疲れに関してわからないことがあるときは、薬剤師に気軽におたずねください。

しゃきしゃきの歯ざわりを楽しむ「レンコンのきんぴら」
2020.10.26
見た目のイメージとは少し違うかもしれませんが、レンコンはビタミンCが豊富です。ビタミンCは疲労回復や風邪の予防、お肌の健康のためにも必要な栄養素です。レンコンのきんぴらは簡単に作れて、3~4日は冷蔵庫で保存もきくので常備菜としても便利です。
  • ○エネルギー:約90kcal ○調理時間:10分
  • 材料(2人分)
  • レンコン:5cm
    ゴマ油:小さじ1
    酒:大さじ1
    塩:少々
    しょうゆ:大さじ1/2
    砂糖:小さじ1
    輪切りトウガラシ:適宜
    白ゴマ:適宜
(1)レンコンは皮が気にならなければしっかり洗い、皮ごと2mm厚さのいちょう切りにし、水につけてあくを抜く。 (2)フライパンにゴマ油を熱して、水気を切ったレンコンを入れ、輪切りトウガラシも入れて炒める。 (3)レンコンに透明感が出てきたら調味料を加えて炒め煮にする。 (4)調味料の水気が無くなったらゴマを振る。
缶詰で簡単に魚料理「鮭缶のチーズドリア」
2020.10.20
魚料理は手間がかかると敬遠している人は、缶詰を使ってみませんか。新鮮な魚をすぐに加工処理しているので、失われやすい栄養素もたっぷり残っています。汁に栄養素が含まれているので汁ごと使うのがおすすめ。缶詰は開けて器にのせるだけでも1品になりますが、ひと手間かけると立派な料理に変身します。
  • ○エネルギー:約490kcal ○調理時間:10分
  • 材料(2人分)
  • 鮭缶:大1缶(180g)
    牛乳:1カップ
    ご飯:茶碗に軽く2杯分
    しめじ:50g
    塩:1つまみ
    コショウ:少々
    スライスチーズ:2枚
    パセリ:適宜
(1)鍋に鮭缶を汁ごと入れ、牛乳、ご飯、しめじも入れて火にかける。 (2)沸騰したら弱火にして5分煮て、塩、コショウで味を調える。 (3)深皿に取って上にチーズをのせ、あればパセリのみじん切りを振る。本格的に仕上げたい人はチーズをのせたらトースターなどで焼き目をつけてからパセリを。